ロマーリオ

ロマーリオ涙の代表引退ゴール/親善試合

ひとたび試合開始の笛が鳴ると、ゴール前で危険な雰囲気を醸し出すいつものロマーリオに戻った。開始直後に決定機をしくじったが、へこたれない。「最後の試合では絶対にゴールする。『おれにパスを回せ。花を持たせろ』ってみんなに言っておく」。W杯でも、五輪でも、大舞台では有言実行の男だった。言葉通り、ゴールで締めた。前半17分、MFリカルジーニョのクロスを、得意の頭で押し込んだ。思わずユニホームを脱いで、イエローカードをもらった。悪童らしい最後だった。

このゴールを決めた時に着てたシャツのメッセージにちょっと感動した。

ロマリオのブラジル代表引退試合 その3 娘への心温まるメッセージ

ゴールのあと、
ロマリオは、ユニフォームの前をめくり上げた。

その下に着ていたシャツに、何かメッセージが書いてあった。

そこにはこういうことが書いてあった。

"Tenho um filhinha down que é uma princesinha"
「自分にはダウン症の娘がいるけど、とても可愛い王女様なんだ。」

私生活でも女癖が悪くて過去には子供の認知騒動とか色々あったロマーリオだけど、最近産まれたダウン症の娘のために今後は人生を捧げるらしい。
子供の力ってやっぱり凄いですね。